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映画【太陽の子】のあらすじ・キャスト・みどころを解説!三浦春馬さん最後の公開作品

太陽の子アイキャッチ

こんにちは。まりりんです。

読者様は戦争映画をご覧になりますか?

もしかしたら、苦手に感じている方も多いかもしれません。

でも歴史的事実として、知らなければいけないことだと私は思います。

 

今回、ご紹介する作品は史実をもとに描かれた、未来を夢見た若者たちの青春グラフティです。


引用:YouTube

本作は、柳楽優弥さん、有村架純さん、三浦春馬さんをメインキャストに迎え2020年にNHKで放送されたドラマを視点を変えて描いた作品です。

 

歌にドラマに映画、そして舞台と大活躍されていた三浦さんは、2020年に逝去されてからも沢山の作品が公開されてきましたね。

2021年8月6日に劇場公開される本作太陽の子が最後の作品となるそうです。

 

そこで、今回は『太陽の子』のあらすじやキャスト、みどころについて調べてみました。

 

まり
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ドラマ版とは異なる視点・結末が描かれますので、ドラマを見たという方にも見て頂きたい作品です。

 

映画『太陽の子』はどんな映画?みどころも!

太陽の子引用:映画『太陽の子』公式Twitter

 

映画『太陽の子』は終戦75年目の2020年8月15日にNHKで放送された同名ドラマ『太陽の子』を視点を変えて描いた作品です。

本作の脚本・監督を務めるのは、NHKドラマ『ひよっこ』『青天を衝け』の演出をされた黒崎博さん。

ドラマと同じく、アメリカと合同で制作された国際共同作品です。

 

黒崎監督が広島で見つけたある若き科学者の日記をもとに、構想10年をかけて作り上げられた渾身の物語です。

引用:Twitter

 

太平洋戦争末期。

軍の密命を受け、日本でも原子核爆弾の研究が進められていました。

その研究に没頭する若き科学者・修を柳楽優弥さん。

戦地から一時帰郷してきた修の弟を三浦春馬さん。

この兄弟の幼馴染で、建物疎開により2人の家に居候することになった世津を有村架純さんが演じます。

 

それぞれが未来を見つめ、懸命に生きてきた300日間の姿を、史実をもとに描いていきます。

 

主題歌を担当するのは福山雅治さん『彼方で』

映画『太陽の子』主題歌を担当したのは、福山雅治さんです。

映画制作人が、原子爆弾が投下された故郷・長崎の”クスノキ プロジェクト”のプロデューサーを務める福山さんの楽曲を主題化に熱望したことにより実現しました。

“クスノキ プロジェクト”とは

長崎に今も残る被爆樹木の保護を通じ、「戦争の記憶、被爆の実相、命の逞しさ、平和への願い」を次世代に繋いでいくプロジェクト。

 

映画『太陽の子』主題歌のオファーを受け本作に共感された福山さん。

制作人と打ち合わせを重ねた結果、2020年12月に発売された福山さんのオリジナルアルバム『AKIRA』の収録曲『彼方で』に決まったそうです。

 

福山さんは『彼方で』について「旅立つ者にいつかまた巡り逢えると信じて生きてゆく、残された者の祈りの歌」だと語っています。

また、こうもおっしゃっています。

「修、世津、裕之、三人の互いを愛する心が、時空を超え、平和と呼べる未来で出逢って欲しいと切に願いました。」

 

まり
まり
ぜひ、この言葉を胸に主題歌にも注目してくださいね。

 

映画『太陽の子』のあらすじを紹介!

太陽の子
引用:Twitter

映画『太陽の子』は、太平洋戦争末期の史実をもとに作られた物語です。

研究に情熱を捧げる若き科学者の兄と戦地から戻ってきた弟、そして2人の幼馴染の女性の3人の青春グラフティ。

2020年8月に放送されたNHKの同名ドラマとは違った視点で物語は進み、新たな結末が描かれます。

 

あらすじが気になる方は、こちらをご覧ください。

映画『太陽の子』のあらすじ

時は太平洋戦争末期の1945年夏。

石村修は、研究に情熱を捧げる京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者です。

軍の密命を受けた修と研究員たちは、原子核爆弾の研究を進めていました。

日本の未来のためと研究に没頭する日々のなか、建物疎開で家を失った幼馴染の朝倉世津が祖父と共に修の家に身を寄せることになります。

同じ頃、修の弟・裕之が戦地から一時帰郷し、3人は久しぶりの再会を喜び合いました。

久しぶりの3人での穏やかで幸せな時間。

しかし、戦地で負った深い心の傷に苦しむ裕之に気がつく修と世津。

その一方で、物理学に魅了されていた修も、原子核爆弾の恐ろしさに葛藤を抱え苦しむようになります。

まり
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そんな2人を優しく包み込む世津は、ただ1人、戦争が終わった後の世界を見つめていました。

それぞれが未来を見つめながら、運命の8月6日が訪れてしまいます・・・。

映画『太陽の子』を彩る超豪華俳優陣!

太陽の子引用:Twitter

 

映画『太陽の子』は、若手実力派俳優の3人がメインキャストを務めています。

しかし、脇を固める俳優陣も皆さん演技派ばかりです!

順にご紹介していきます。

 

研究に没頭する若き科学者の兄・修役:柳楽優弥

引用:Twitter

京都帝国大学の学生で、原子物理学を志す若き科学者・石村修柳楽優弥さんが演じます。

修は、「実験バカ」と称されるほど研究に情熱を捧げる若者です。

黒崎監督は、彼のことを「”真理への憧れ”と”狂気”を秘めた科学者」と言っていました。

そんな研究に没頭する修ですが、幼馴染の世津に密かに思いを寄せています。

 

主な出演作品
  • 映画『誰も知らない』(2004年)
  • 映画『シュガー&スパイス風味絶佳』(2006年)
  • 映画『銀魂』シリーズ(2017・2018年)
  • 映画『散り椿』(2018年)
  • 映画『ザ・ファブル』(2019年)他

 

修と裕之の幼馴染・世津役:有村架純

引用:Twitter 

修と裕之の幼馴染の朝倉世津有村架純さんが演じます。

建物疎開のために家を取り壊されてしまい、祖父と共に石村家の居候となった世津は、3人の中で唯一、戦争が終わった後の未来を見つめていました。

軍の紡績工場で働きながら、教師になることを夢見ています。

修と裕之を兄のように慕いながら、苦しむ2人を優しく包み込む2人にとってかけがえのない存在です。

 

主な出演作品

 

戦地から戻ってきた弟・裕之役:三浦春馬

引用:Twitter

肺を患い、戦地から一時帰郷した修の弟・石村裕之三浦春馬さんが演じます。

戦地へ赴く前と変わらぬ明るさで家族や世津に接しますが、前線での壮絶な戦いが脳裏から離れず苦しんでいました。

裕之も修と同じく、世津に思いを寄せています。

 

主な出演作品
  • 映画『永遠の0』(2013年)
  • 映画『銀魂2 掟はやぶるためにこそある』(2018年)
  • 映画『アイネクライネナハトムジーク』(2019年)
  • 映画『ビリギャル』(2015年)
  • 映画『コンフィデンスマンJP』シリーズ(2019・2020年)
  • 映画『天外者』(2021年)他

 

2020年に逝去された三浦さん。

亡くなった後に初めて放送されたのが、ドラマ『太陽の子』でした。

そして、映画『太陽の子』が最後の公開作となるなんて、不思議な縁を感じますね。

 

3人の若者を支える周りの人々も超豪華!

引用:Twitter

 

軍人の夫を失ってから、時に優しく時に厳しく女手一つで子供たちを育てた、修と裕之の母を田中裕子さんが演じます。

そして、アインシュタインとも交流を持っていた日本の原子物理学の第一人者・荒勝文策を國村隼さん。

 

この他にもイッセー尾形さんや宇野祥平さん、葉山奨之さんなど、ベテランから若手まで実力派が名を連ねています。

 

映画『太陽の子』にはノベライズも!

太陽の子
引用:映画『太陽の子』公式Twitter

 

映画『太陽の子』のノベライズ本が発売されています。

それが、樹島千草さん著『太陽の子 GIFT OF FIRE』です。

 

映画では描き切れなかった3人の300日間をより深く描いています。

ぜひ、監督の想い、各登場人物の想いをもっと知るために、読んでみて下さいね。

 

U-NEXTで、『太陽の子 GIFT OF FIRE』の電子書籍を読むことができます!

引用:U-NEXT

 

U-NEXTは31日間無料トライアルがあり、初回に電子書籍にも使えるポイントを600円分もらえます。

ポイントを使えば、実質82円で『太陽の子 GIFT OF FIRE』を読むことができます。

 

まり
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映画『太陽の子』のあらすじ・キャスト・みどころまとめ

映画『太陽の子』についてお伝えしてきました。

今回のまとめ
  • 映画『太陽の子』は2020年8月に放送されたドラマ『太陽の子』とは異なる視点・結末が描かれる
  • 黒崎博監督が若き科学者の日記をもとに、構想10年をかけて作り上げた作品
  • 主題歌は福山雅治さんの『彼方で』
  • メインキャスト3人を筆頭に、出演者は実力派ばかり!
  • 2020年に逝去された三浦春馬さんの最後の公開作品

 

戦時下でそれぞれが未来を見つめて懸命に生きていた3人の若者たち。

彼らの300日を描いた本作は、戦争映画でありながら青春グラフティでもあります。

涙なくしては見られないかもしれません。

それでも、製作者や出演者の熱い気持ちを受け止めに、ぜひ劇場に足を運んでみませんか?

 

まり
まり
きっと、この夏1番の作品になるはずです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。